美しく、分かりやすく、機能的にアイデアを伝える能力、共につくり、共に学べる場をうむマネジメント能力を養成します。

対象を観察しその本質を表す描画力をはじめ、IllustratorやPhotoshopといったデジタルツールを用いてデザイン制作技術の習得を目指す「ビジュアルデザインコース」、機能的で美しいモノをつくる造形力や、魅力的な場をつくり出す空間構成力を養う「リビングデザインコース」、地域の文化・観光資源を発掘し有効に活用するための思考力を身につけるとともに、その価値を高め分かち合う、持続可能な社会の仕組みをデザインできる人材を育成する「地域づくりコース」を設けています。

ビジュアルデザインコースでは、IllustratorやPhotoshopなどのデジタルツールを駆使し、自由自在にイメージを操り情報を視覚化していくデザイン制作技術を中心に習得していきます。また、イメージを的確につくるためのデザイン構想理論を学ぶほか、イラストレーションや工芸作品の制作によってクオリティを追求するデザイン表現技能の深化も図り、人々を魅了していく幅広い視覚伝達デザインスキルを身につけます。

学べる分野

グラフィックデザイン / パッケージデザイン/ イラストレーション / アート / 工芸 / 映像・アニメーション / 写真 / 印刷 / WEB / アートディレクション / エディトリアルデザイン / コピーライティング / 広告・広報・マーケティング / 教育(美術・工芸)

将来のイメージ

グラフィックデザイナー / イラストレーター / webデザイナー / フォトグラファー / 工芸作家 / アートディレクター / 出版・印刷分野 / 広告・宣伝分野 / 美術教員(中学・高校)/ 工芸教員(高校)

八戸いちご煮の炊き込みご飯

青森県八戸市は全国有数の水産業が盛んな都市でもあり、さまざまな水産加工品がお土産や贈答品として売られています。その中でも有名な「いちご煮」は、ちょっと贅沢なアワビとウニのお吸い物で缶詰となって販売されています。地元ではこの缶詰を炊き込みご飯にして食べることもあり、この素朴な習慣と「ちょっと贅沢」「一人暮らしの私へのご褒美」といった学生の等身大の視点による提案で、『八戸いちご煮の炊き込みご飯』が商品化されました。(監修:東北のデザイン社)
リビングデザインコースでは、デザインアプリケーションのほかに3DCADのオペレーション技術を習得し、暮らしに関わるデザインの現場で求められる制作技能を高め、ユニバーサルな視点で生活の豊かさを生み出していくデザイン表現を探求します。また、ユーザーのニーズを把握し最適な解決手法を導くデザイン構想理論を学び、人々の心に届く住環境デザインスキルを身につけます。

学べる分野

プロダクトデザイン / スペースデザイン / リノベーション / インテリア / CADオペレーション / ユニバーサルデザイン / 福祉住環境

将来のイメージ

インテリアコーディネーター / 福祉住環境コーディネーター / CAD技術職 / 住宅販売・建築・リフォーム分野 / 建設メンテナンス分野 / 不動産分野 / インテリア・エクステリア分野 / 福祉・医療分野

八戸景観賞 3DCGプロジェクト

市内の優れた建築や景観を市民自らが選んで表彰する八戸景観賞は、主体的な地域性を表す市民活動ですが、まだまだ広く浸透していません。この課題解決のため、景観賞に選ばれた歴代の建築物を、取材スケッチを元にCADソフトでデジタル上で3次元化しました。さらに3Dプリンタでデフォルメしたミニチュアモデルを制作し展示しました。学生たちはこのような地域の景観に取り組む活動を継続的に行っています。
地域づくりコースでは、さまざまな人々と一緒に活動を行うためにコミュニケーションを図る技術や、多角的に情報を分析し社会構造を読み取る技能を、実際に市民との協働的な実践体験から養います。また、デザインプロセスの習得から、地域をより良くしていくための戦略的な構想理論を学ぶことで、地域のリーダーとして多様な活動を推進するマネジメント手法や企画構想を行なっていくデザインスキルを身につけます。

学べる分野

情報デザイン / ナラトロジー / 商品開発・ブランディング戦略 / コミュニケーションデザイン / イベントプロデュース・地域プロデュース / 行政計画 / 地域構想 / 地域経済 / 公共 / 地域文化 / 国際文化

将来のイメージ

地方自治体・公共団体 / 地域コーディネーター / アートコミュニケーター / 金融機関 / 企画・開発・プロモーション職 / デザインコンサルティング分野 / イベント企画分野 / 文化・観光関連分野 / 都市開発関連分野 / 食品・物流関連分野 / 起業

八戸三社大祭 × 創生デザイン学科

青森県八戸市で江戸時代から続いてきた「八戸三社大祭」は、ユネスコ世界文化遺産「山・鉾・屋台行事」に数えられる、日本が世界に誇る祭のひとつ。近年国際的にも注目を集めるこの祭を彩る荘厳華麗な山車(だし)は、八戸の賑やかな町人文化から生まれたものです。特徴的な山車の彫刻は、プロの造形師に依頼することなく、毎年春頃から夏にかけ、市民が集まり自らつくっています。この祭の精神性や市民の想いを発信するとともに、少子高齢化の進む地域の将来に向けた祭の在り方へと考えを進めていくために、学生自らが祭の山車づくりに参加し、制作風景やインタビューなどの映像によるアーカイブを進めています。