【感性デザイン学部のカリキュラムポリシー】

総合的な人間力を養成する教育を実施します。

キャリア教育科目においては、高校から大学へのスムーズな移行や社会と接点のある教育を実施します。総合教養科目においては、人間科学、体育科学、国際コミュニケーション、総合学際の各分野に、多面的な視野から人間と社会を捉えて総合的な判断力を養うための科目と、コミュニケーション・スキルを獲得するための科目を設置し、豊かな人間性を涵養するとともに、柔軟な思考力や幅広い視野に立った理解力を養成します。共創教育科目においては、専門性を異にする学生との協働を通じ、デザインプロセスの遂行能力を育成します。また、「共創教育科目」および「専門科目」において、PBL、アクティブ・ラーニングなどの授業を展開し、豊かな人間性と総合的な判断力、主体性ならびに社会の変化に対応できる柔軟な思考力を養成します。

高度な情報活用能力を育成する教育を実施します。

超スマート社会に対応するための情報リテラシーとAI技術・データサイエンスの基礎を学ぶ科目を全学共通として配置します。また専門分野においても情報技術を高度に利活用するための力を養成します。

地域社会との繋がりを重視した共創教育を実施します。

社会が抱える課題の解決のために、デザインと工学を融合した学修や地域と連携したPBL、アクティブ・ラーニング教育を展開します。これにより、地域社会への関心を深めるとともに責任をもって物事を考えることができる能力を養成します。

専門分野の基礎原理を理解・修得するための教育を実施します。

デザイン学の専門基礎原理を学ぶ科目を学期ごとに体系的に学べるように編成します。また、専門基礎理論科目と演習・実習科目を有機的に連動させ、専門基礎原理を演習・実習の場で確認し繰り返し学習できるように授業を展開します。これにより、専門分野の基礎原理を理解・修得させる教育を実施します。

専門分野の基礎原理を実践的に応用展開できる力を身につけるための教育を実施します。

発想力、発表力、自ら問題を解決する力などの実践的な力を養成するため、初年次から演習・実習科目を重点的に編成します。演習・実習科目は段階的に学びが深化するよう、それぞれの学年に配置します。また、コミュニケーション・スキルを養成するために、授業にはグループワークや協働活動を取り入れ、他者の考えに耳を傾け、さまざまな情報や多様な立場を受容する力、プレゼンテーションを通して自ら考え纏めたことを発表、表現する力を養う授業を展開します。さらに修得した専門知識やスキルを統合し、問題の解決と新たな価値の創造に繋げていく能力や姿勢を育成するために、「卒業研究」を必修とします。さらにデザイン学における発展的・分野横断的な学びを強化するために特別専攻科目を配置します。

グローバルな視野で物事を考えることができる力を養成する教育を実施します。

総合教養科目および専門科目における複数の科目で、グローバルな視点での授業を展開します。これにより、異文化と多様性を理解しつつ、グローバルな視野で物事を考えることができる素養を養成します。また、グローバルな視野をローカルな諸問題の解決に活かす力、多様性を踏まえてデザイン活動を進める力を養成するための授業を複数の科目で展開します。

【感性デザイン学科のカリキュラムポリシー】

感性デザイン学科では、ディプロマ・ポリシーに掲げる資質・能力を備えた人材を育成するために、次のような教育課程編成・実施の方針を定めています。

キャリア教育科目

高校教育から大学教育への円滑な移行と将来のキャリアプランニング、さらに倫理観・規律性、社会的責任感を涵養するための科目を配置します。

総合教養科目

幅広い視野と教養、コミュニケーション・スキルを養うため人間科学、国際コミュニケーション、体育科学、総合学際の4分野にわたる教養科目を配置します。

AI・データサイエンス科目

情報リテラシーを修得するとともに、AI技術、データサイエンスの基礎を学ぶための科目を配置します。

共創教育科目

北東北を中心とした地域社会についての包括的な理解を促進し、デザインと工学の分野を超えた学びを誘導する科目を配置します。

特別専攻科目

少人数による分野横断型の教育を通して高度な応用・展開能力を修得することを目的とする科目群を配置します。

専門科目

専門科目を「感性デザイン基礎」と「感性デザイン応用」の科目区分に大別し、さらに前者には「デザイン基礎」「情報技術」、後者には「デザイン応用」「デザイン実践」「総合演習」の各科目群を設置し、これらに各科目を分類して配置します。

【専門科目について】

感性デザイン基礎

・デザイン基礎専門を学習する上での基盤となる科目群です。デザインや表現に関する基礎原理とデザイン思潮や歴史についての知識の獲得、デザイン活動や作品制作に関する基礎スキルの習得を目指します。
・情報技術現代のデザイナーに必要な情報技術を身につけるための科目群です。制作と自己表現に関わる情報機器やソフトウェアを活用するための知識とスキルを育成します。

感性デザイン応用

・デザイン応用デザイン各分野における実践知と制作スキルの獲得を目指す専門科目群です。デザインプロセスを構築して、その中で作品等を完成させるまでの技術を磨きます。
・デザイン実践デザイン能力を実際に活用する力を身につけるための科目群です。学内外でのデザイン活動を企画・実践し、複数のデザインスキルを用いて完遂する能力を高めます。
・総合演習より実践的なデザイン能力を醸成し、応用展開するための科目群です。地域での活動実践などを通じて、それまでに身につけたデザインに関する知識やスキルを応用するとともに、総合力を高めます。

【学修成果の評価】

授業科目については、到達目標や成績評価の基準と具体的評価方法をシラバスに明示して学生に周知し、公正で厳格な成績評価を実施します。