【感性デザイン学部 の 学習・教育到達目標】

感性デザイン学部では、所定の教育課程を修め、以下の資質・能力を身につけたと認められる学生に対し、「学士(感性デザイン)」の学位を授与します。


【感性デザイン学科 の 学習・教育到達目標】


感性デザイン学科では、学習・教育到達目標を次のように定め、教育を行います。


(A) 社会人としての良識と倫理観、地域社会への関心およびグローバルな視野

(A-1) 法秩序を重んじ、民主主義と正義を希求する態度を有し、社会人としての義務と責任を果たすことができる。

(A-2) 国際社会や地域社会の動向に関心を持ち、多様性と複雑性を肯定的に受け入れ、他者を尊重して課題の解決に貢献することができる。


(B) 専門分野の基盤となる基礎知識とこれらを活用して社会の発展に貢献できる力

(B-1) 人類の文化的所産や学問上の成果に知的関心を抱いて探求することができる。

(B-2) 学習・研究活動を客観的に振り返る資質を有するとともに、自己分析に基づき、キャリア形成に意欲的に取り組むことができる。


(C) コミュニケーション能力と国際人としての姿勢

(C-1) 実践的な日本語コミュニケーション能力を有し、課題解決のためのディスカッションや提案、作品展示、プレゼンテーションに応用できる。

(C-2) 外国語による基礎的なコミュニケーション能力とそれを能動的に活用しようとする意欲を有するとともに、国際交流や異文化コミュニケーションに積極的に参画することができる。


(D) デザイン活動の基礎となる専門知識と能力

(D-1) 制作活動に必要な情報機器やツール、色彩・形態・マテリアルなど造形と表現に関する基本的な知識とスキルを有し、それらをデザイン活動において応用することができる。

(D-2) 表現活動に積極的に取り組むとともに、プレゼンテーションや作品展示に関わる基礎知識とスキルを有し、それらをデザイン活動に応用することができる。

(D-3) デザイン対象に関わる様々な事象について情報を収集しそれらを読み解き、適切なデザイン手法を採用するとともに、制作工程を管理してデザインプロジェクトを推進することができる。

(D-4) 実社会におけるデザイン諸活動に必要な幅広い専門知識を有し、それをデザイン活動に活用することができる。


(E) 他者とともにデザイン活動を展開して、社会の課題解決を遂行することができる能力

(E-1) 多様なステークホルダーとデザイン活動に関わる協働関係を構築し、他者とともにデザイン活動の成果を最大化することができる。

(E-2) 常に自律的にデザイン活動に取り組み、課題解決に向けて努力を継続し、デザイン活動の目標を完遂することができる。

【地域の大学だからできること / 工業大学だからできること】

感性デザイン学部は「地域の大学」である八戸工業大学の学部・学科のひとつです。青森県八戸市は工業・商業・観光・水産業・農業といった産業だけでなく貴重な伝統文化も数多く残っている多様な地域です。この地域でデザインを学ぶことは、自ずと地域を知り、地域を変えていく力を身につけていくこととなります。また、工学部のある工業大学でデザインを学ぶことは、先端的な工学技術・研究に触れることもでき、これまでにない、まったく新しいデザインを生みだす可能性を持った環境となっています。

【安心できる学習環境を整備し、学生の将来設計を支援します】

八戸工業大学では全学科に「担任制度」があり、2名の教員が各学年の担任・副担任を務め、学生それぞれの学習姿勢や学習環境を見守ります。
また、大学事務組織と緊密な連携を図り、学生生活と将来設計を包括的に支援します。遠方からの入学により、下宿や一人暮らしの生活を行う学生でも安心して学習に取り組めると共に、生活や将来について気軽に相談のできる環境が整っています。